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もっと知りたい!「西宮」の魅力☆~西宮エリアの人気のヒミツを探ります~


兵庫県の南東部、大阪と神戸のほぼ中間に位置する西宮市。

人口は約48万人で、神戸市(約153万人)、

姫路市(約54万人)に続き、兵庫県下第3位の都市(2008年現在)と

発展してきました。

阪神電鉄、JR西日本、阪急電鉄と3本の鉄道が走り

市南部の市街からは大阪、神戸に約15分で移動できる

交通の利便性の高さも魅力。

「住みたい街」ランキングでは常に上位にランクインする

西宮の魅力に迫ります!

「阪神間モダニズム」を継承する高級住宅地

南は大阪湾岸から北は六甲山地の北部にいたる

南北に細長い西宮市。

 

明治の鉄道の開通とともに郊外住宅地として開けて

大正から昭和にかけて西洋文化の影響を受けた

新しいライフスタイルが

「阪神間モダニズム」と呼ばれ今に息づいています。

 

当時の文化を忍ぶことのできる建築遺産として

関西学院大学、神戸女学院、旧甲子園ホテルや

松山大学温山記念館などが保存されています。

 

武庫川女子大学甲子園会館

武庫川女子大学甲子園会館(旧甲子園ホテル)http://nishinomiya-kanko.jp/

 

また、「甲東園」「甲子園」「甲陽園」「苦楽園」「香露園」

「甲風園」「昭和園」の七つの園は「西宮七園」と呼ばれ、

多くの実業界、文化人、プロ野球選手、

評論家などの邸宅が立ち並ぶ

近畿で有数の高級住宅街を形成しています。

 

阪神・淡路大震災では大きな被害が出ましたが、

中南部の西宮北口駅周辺には

関西最大級の複合商業施設

「阪急西宮ガーデンズ」ができるなど

市内各地で復興事業・再開発事業が進みました。

 

阪急西宮ガーデンズ

阪急西宮ガーデンズhttp://nishinomiya-kanko.jp/

西宮といえば「西宮神社」「甲子園球場」「宮水」

西宮神社

えびす神の総本社で、商売繁盛の神・福の神

「えべっさん」として親しまれ、1月の十日戎には

百万人を超す人出でにぎわいます。

 

一番福を目指して本殿まで走り参りをする

福男選びでおなじみですね。

 

西宮神社

西宮神社http://nishinomiya-kanko.jp/

 

阪神甲子園球場

阪神タイガースのホームグラウンド、

全国高校球児のあこがれの舞台として有名です。

収容人員47,757人、総面積約38500㎡。

2010年3月に全面的なリニューアル工事が完了しました。

 

外野スタンド下には

80年以上にわたる球場の歴史を振り返れる

甲子園歴史館もオープンしました。

 

阪神甲子園球場

阪神甲子園球場http://nishinomiya-kanko.jp/

 

■ 灘の酒どころ・宮水発祥の地

日本一の酒どころ灘五郷。西宮にはそのうちの二つ、

西宮郷・今津郷があります。

 

この日本有数の酒処を支えるのは、

今もこんこんと湧き出る「宮水」。

西宮には現在十三の酒造メーカーがあり、この宮水を使い、

それぞれの個性を活かした酒がつくられています。

 

宮水が湧出する西宮市久保町には、

「宮水発祥之地」の碑が建立されています。

 

宮水発祥之地

http://nishinomiya-kanko.jp/

「子どもとのお出かけに♪おすすめスポット」

夙川のお花見

桜は西宮の市花。お花見スポットとして特に有名な

夙川公園では南北約2.8kmの間に

約1660本もの桜が植えられており、

松の木の間に咲き誇る美しさは格別です。

 

1990年には日本さくらの会による

「日本さくら名所100選」に選定されました。

 

夙川

http://nishinomiya-kanko.jp/

 

甲山森林公園

西宮のシンボルである甲山の山麓に広がる、

面積約83haの広大な森林公園です。

 

世界各国の大理石を素材にした野外彫刻や噴水池のほか、

縦横に遊歩道があります。

イノシシに遭遇することもよくあります。

 

甲山森林公園

http://nishinomiya-kanko.jp/

 

■兵庫県立甲子園浜海浜公園

浜甲子園から鳴尾浜へ続く海岸線には、砂浜や干潟が残り、

渡り鳥や貝などの自然観察ができます。

国の鳥獣保護区や特別保護区にも指定。

 

貴重な自然環境を保全する拠点施設として、

甲子園浜自然環境センターが設置されています。

 

兵庫県立甲子園浜海浜公園

http://nishinomiya-kanko.jp/

 

■西宮市貝類館

建築家安藤忠雄氏の設計による

ヨットの帆をイメージした外観の貝類専門の博物館。

2000種、5000点の貝を一堂に集め、実際に手でさわって

形の面白さ、色の美しさを実感できる展示になっています。

 

中庭には海洋冒険家堀江謙一氏の

マーメイド4世号を展示しています。

 

西宮市貝類館

http://nishinomiya-kanko.jp/

 

■堀江オルゴール博物館

創設者の堀江光男氏が集めた世界の貴重なオルゴール

330点余りが展示されています。

 

“旋律のアンティーク”と呼ばれる妙なる調べを、

最高の環境で聞くことができます。

 

堀江オルゴール博物館

http://nishinomiya-kanko.jp/

 

■キッザニア甲子園

キッザニア東京に続く

日本で2番目の職業・社会体験型施設です。

 

施設内には実在の企業がスポンサーとなった

パビリオンが立ち並び、

子どもたちは90種類以上の職業や

習い事を体験できます。

 

キッザニア甲子園

http://nishinomiya-kanko.jp/

「子育てしやすさ・教育環境も◎」

子どもの医療費は、中学卒業まで無料。

(子どもが1歳誕生月の末日以降は

所得制限があります。)

 

さらに、中学校での完全給食も実施と、

子育てファミリーに優しい環境の西宮市。

 

大学、短大が10以上もあり、

若者が多く活気のあふれる街でもあります。

 

特に緑豊かな上ヶ原台地は、1958年

東京の国立に次いで指定された日本でも有数の文教地区で、

幼稚園から大学まで多くの学校があります。

 

中でも、建築家ヴォーリズが手がけた

関西学院大学西宮上ヶ原キャンパス・

神戸女学院岡田山キャンパスは

スパニッシュ・ミッション・スタイルの校舎群が

ひと際優雅なキャンパス風景を作っています

 

関西学院大学

関西学院大学http://nishinomiya-kanko.jp/

「北側は豊かな自然が残る地域」

六甲山地を越えた北側には塩瀬地区、山口地区があり、

豊かな自然が今も多く残されています。

 

「さくらやまなみバス」に乗って

西宮北有料道路のトンネルを北に抜けると、

南部とは趣が全く異なる風景に出会うことができます。

 

名塩は古くから和紙の産地として有名です。

今では数軒になってしまいましたが手すきの伝統は健在で、

現在は文化財の保存修復や金箔工芸に使われている

兵庫県の無形文化財です。

 

市立郷土資料館分館「名塩和紙学習館」では、

紙すきが体験できます(要予約)。

 

名塩和紙学習館

http://nishinomiya-kanko.jp/

 

また西宮の奥座敷と呼ばれる武田尾温泉は、

武庫川渓谷河畔の自然に恵まれた閑静な地にある温泉です。

 

名物のボタン鍋をはじめ、四季の味覚を楽しむことができ、

紅葉や桜の美しさでも知られています。

 

武庫川渓谷河畔

http://nishinomiya-kanko.jp/

いかがでしたか?

 

西宮は地域によって雰囲気が大きく異なり

地価や家賃の差も比較的大きいのが

特徴といえるかもしれません。

 

あなたもぜひ、いろいろな西宮に触れてみてくださいね。