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二世帯住宅を建てるなら考えたい親子ローン


3世代

別世帯が1つの屋根の下で暮らす二世帯住宅。
二世帯住宅で同居すると、親世代にとっては、いつでもかわいい孫に会うことができたり、逆に仕事や育児で忙しい子育て世代が、親の協力を仰ぎやすかったりするというメリットがあります。
そういった二世帯住宅を建てる際には、間取りも重要ですが、誰が住宅ローンを払うのか?といった資金計画も重要ですよね。
そこで今回は、親と子が協力して住宅ローンを返していく「親子ローン」についてご紹介したいと思います。

二世帯住宅で「親子ローン」を使うメリット

電卓と住宅模型

二世帯住宅の場合、水まわりや玄関を共用で使う形にしたとしても、部屋数は多く確保しておく必要があります。
そうなると、必然的に大きな建物が必要になり、それに伴う土地の広さも確保しなければなりません。
このように、二世帯住宅は、核家族が通常購入するようなマイホームより予算がアップする可能性があります。


しかし、予算がアップしたとしても、親世代と子世代で協力して住宅ローンを組めば、1人だけで住宅ローンを組む場合よりも、借り入れ可能額を増やすことも可能です。
これが親子ローンを使うメリットになります。


ひとことで親子ローンといっても、実は大きくわけて2種類があります。


・親子リレーローン(親子リレー返済)
・親子ペアローン


この2つのローンでは、単独融資よりも融資額をアップすることが可能になり、また親と子それぞれが住宅ローン控除を利用できるというメリットがあります。
それでは、これら2種類の親子ローンについて、詳しくご紹介しましょう。

親子リレーローン(親子リレー返済)とは?

親子リレーローン(親子リレー返済)は、まずは親世代がローンを返していき、その後、リレーのバトンを渡すがごとく、子世代がローンを引き継ぐ方法です。
親子リレーローンでは、親の年齢的に35年ローンが組めない場合でも、ローンを引き継ぐ子の年齢で35年の返済期間を設定できるのであれば、35年の返済期間で組むことができます。


今は、定年後も再雇用などで、現役世代と同様に働いている親世代も多いかと思います。
しかし、住宅ローンは、年齢が重要な審査基準となるため、親世代だと長期のローンというのは難しいことも多いです。
ですが、親子リレーローンでは、親と子が協力しあって返済していくという前提のため、長い返済期間を設定できます。
低金利の恩恵を受けながら、コツコツ返済していくことも可能なのです。

親子ペアローンとは?

親子ペアローンとは、その名のとおり、親と子で別々のローンを組むということです。
親子リレー返済では、まず親から返済を始め、その次に子が返済していく流れになりますが、親子ペアローンでは同時に返済していくことになります。


親子ペアローンを使うメリットに、親と子1人ずつが団体信用生命保険へ加入できるといった点があります。万が一のときの債務が残らないというのは、子世代にとっても大きなメリットといえるでしょう。

親子ローンを使う際の注意点

住宅ローンについて相談

親子ローンは、融資額をアップできる点では非常にメリットが大きいですが、注意点もあります。
一番気をつけるべきポイントは、将来的なライフプランの変化です。


例えば、


・親世代が予定より早めに退職して住宅ローンの返済が難しくなった
・子世帯で家族が増え、家が手狭になった


などの理由により、住宅ローンの返済が困難になる場合や同居の継続が難しくなるケースがあるので、注意しましょう。
とはいえ、やはり今は共働き夫婦も多いですし、親の協力を仰ぎやすい二世帯住宅は、メリットが大きいものです。

また、住宅ローンは「リレーローン」と「ペアローン」のどちらがいいのか?と迷われる方がいますが、これはそれぞれです。
ご両親の年齢や収入、そして借り入れ金額などによっても異なるため、よく検討するようにしましょう。


一般的に、


・親世代に十分な貯蓄があるものの、高齢のため長期間の住宅ローンを組めない場合は親子リレーローン
・親世代がまだまだ働いており、今後も継続的な収入を見込める場合は親子ペアローン


といった使い方がオススメです。


しかしながら、細かい適用条件や子世代の条件によっても変わってきます。
詳しくは、ハウスメーカーや不動産業者、または金融機関に相談してみましょう。


今回、二世帯住宅を建てる場合に検討したい「親子ローン」について、ご紹介しました。
親子ローンを利用すれば、単独融資よりも多い金額を借りられることがあります。
もちろん借り過ぎはよくないですが、理想の住宅を建てるために、ぜひ利用を検討してみてはいかがでしょうか。