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見せて収納する!?それとも隠す!?~あなたに合った収納を見つけよう~


今年も残すところ、約ひと月となりました。
お客さまも増える年末年始にそなえて
収納について見直してみませんか?
今回のキーワードは「見せる」か「隠す」か。
すっきりと美しく、
自分らしい収納にトライしてみてくださいね。

「見せる」収納のメリット

見せる収納とは、お気に入りのものやよく使うものを見えるところに並べたり置いたりする収納方法です。

 

リビングダイニングなら、オープン棚やチェストの上に本やCD、DVDなどを並べたり、透明のケースやおしゃれなお皿にアクセサリーを入れて置いたり。

 

キッチンなら、お皿やピッチャー、きれいな紅茶の缶たちを置いてみてもいいですね。
キッチンの壁にバーをとりつけて、そこにS字フックをかけ、しゃもじ、鍋などのキッチンツールをひっかけてもおしゃれに演出できます。

 

見せる収納のメリットは、使いたいときにすぐに取れること。

 

オープン棚に本やアルバムなどを並べておけば見たいときにすぐに手に取れます。
アクセサリーが見えていれば、出かけるときにさっとコーディネイトOK。
キッチンツールも見えるところにあるので、探さずにすぐに取って調理できます。

見せるデメリット

デメリットとしては、どうしてもホコリがたまってしまうこと。
あまり使わないキッチンツールなどは時々洗う手間がかかります。

 

また、見せる収納には少し技術が必要です。
見せる適切な量を考えること、インテリアに合ったテイストで揃えること、色をある程度統一することなど。
これらがうまくできないと、どうしてもごちゃついて見えてしまいます。

成功のポイント

見せて収納する本、アルバム、CD、DVDなどは、見た目を意識して、できるだけ同じ大きさのものを並べるようにしましょう。

 

生活感のあるモノは、スタンドやボックスなどの収納グッズに入れて見せて。
収納グッズは統一感のある色や素材、テイストで揃えて取り入れるようにしましょう。

 

そしてあまり多くのものを並べ過ぎず、オープン棚などの上部はできるだけすき間をつくるようにしましょう。

「隠す」収納のメリット

引き出しや扉つきの棚にものを収納して、パッと見てどこに何が収納されているかわからないように収納するのが隠す収納です。

 

隠す収納のメリットは、なんといっても部屋の中のモノが少なくすっきりと見えること。急に来客があった場合も、とりあえず扉の中などに片づければキレイにできます。

 

見せる収納に比べてホコリをかぶりにくく、掃除もラクになるので、忙しくて掃除の時間がなかなか取れない方は、隠す収納の方がいいかもしれません。

隠すデメリット

いちいち引き出しや扉を開け閉めしてモノを出し入れしなければならず、見せる収納に比べて収納の手間がかかってしまいます。

 

また適当に片づけてしまうと、結局棚や引き出しの中がごちゃごちゃして、何がどこにあるのがわからなくなってしまう可能性もあります。

成功のポイント

モノの収納場所をラベリングするなどして、誰でもわかりやすくしておきましょう。
片付けづらくないか、収納場所がわかりづらくないか、家族で確認しながら進めていくのが成功のポイントです。

ライフスタイルに合わせて選ぼう

忙しい方は、見せる収納を考えたり実行したりするのは少し難しいと感じられるかもしれません。

 

でも、もしこだわりのものやお気に入りのものがあるなら、1ヵ所でもそれらを見せる収納にトライしてみると、わが家らしさをより表現できて、楽しく豊かな気分になれるかも。
隠す収納をベースに、見せる収納を何割か取り入れられたらいいですね。

 

「見せる」「隠す」のそれぞれのメリットを生かしながら、ライフスタイルに合わせて自分らしい収納を考えてみてくださいね。

 


いかがでしたか?
お客さまが見てステキだなと思ってもらえる収納にするために、
見せる収納、隠す収納という視点もご参考にしてくださいね。