大阪・兵庫の”住まい”と”街”にまつわるお役立ちWebマガジン
powered by 昭和住宅大阪支店

アレルギーを発症しにくい家づくり~子どもの健康を守る空間に~


shutterstock_356891171

子どものアレルギーについての調査によると、50%以上の子どもに何らかのアレルギー症状がみられるという結果がでているそうです。

アレルギーを発症させる原因の中には、家の環境によるものも多くあります。

お家を新築する場合にも、アレルギー発症を防ぐためのポイントを頭に入れておきましょう。

アレルギー症状がある子どもは50%以上

子どものアレルギー実態についての調査によると、「はっきりとした症状がある」「軽い症状がある」を合わせると50%以上の子どもにアレルギー症状がみられるという結果があるそうです。

 

最も多いのが「アトピー・皮膚炎」、次が「食物アレルギー」そして「花粉症」「アレルギー性鼻炎」「喘息」「ダニ・ハウスダスト」と続きます。

shutterstock_574395277

ダニ・ハウスダスト・結露に注意

お家の中の環境でまず注意したいのが、ダニやハウスダストです。こまめに清掃し、空気清浄機を使用して室内の環境をきれいに保ちましょう。

最近の住宅ではカーペットや畳よりフローリングの床面積が多い住宅が多く、アレルギーのあるお子さんにはいい傾向です。

 

見逃しがちなのが、アレルゲンとなるカビ。そしてカビを発生させる原因となる結露対策をしっかりと行う必要があります。

間取りはできるだけ南側に窓を多く設け、換気が良好な状態に保ち、カビや結露を防ぎましょう。風通しの良い場所を子ども部屋に設定することも大切です。

shutterstock_260530778

新築時に気をつけたい「シックハウス症候群」

ところで、「シックハウス症候群」という言葉を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。

壁紙やフローリングに使われている接着剤や塗料から漏れるホルムアルデヒドなどの化学物質を吸い込んだ人に倦怠感や頭痛などさまざまな症状が現れるもので、重度になると、手足のしびれ、震えや吐き気などをもよおすこともあるそうです。

 

シックハウス症候群は、誰にでもかかる可能性のある症状ですが、もともとアトピーや喘息のアレルギーをもっている子どもの場合、症状を悪化させてしまうことがあるので、一層の注意が必要なのです。

shutterstock_597311426

予防ポイント①建材

フローリングに使用されている木材は、何枚かの薄い木を接着剤で貼り合わせた合板タイプものが多いですし、クロス貼りに使用する接着剤の成分にも気をつける必要があります。

 

シックハウス症候群を予防する観点から、平成15年7月の改正建築基準法ではシックハウス症候群の原因となる化学物質の発散量の少ない建材を使用するよう、居室に使用できる建材・塗料の規制が行われています。

アレルギー症状が心配な場合は、住宅メーカーに接着剤の成分を聞いて、その成分に対して子どもがアレルギーがないか病院で検査することもできます。

 

さらに対策としては、フローリングに無垢(一本の木から板を切り出す)の木材を使ったり、壁に珪藻土や漆喰塗り、シラス壁などを採り入れたりすることもできます。

しかしいずれも、合板タイプのフローリングやクロス貼りよりも費用が高くなるので、滞在時間が長いリビングダイニングや寝室にだけこれらを施工してみてもいいですね。

shutterstock_139998283

予防ポイント②家具

シックハウス症候群の原因となる接着剤や塗料は、建材だけではなく家具やカーテン、ラグ等にも使用されています。

これらの家具等には、先ほどご紹介した改正建築基準法の規制は適用されていないので、お家を新築して新しい家具やインテリアを購入する際には、化学物質にも注意を払いたいですね。

shutterstock_552633103

予防ポイント③換気

平成15年の改正建築基準法では、24時間換気システムの設置も義務づけられています。

最近では共働き家庭が増えたため日中に窓を開けている時間が減り、住宅内の空気が排出しづらい上に、住宅の高気密化も進んでいるため、空気が循環しづらくなっています。

その結果シックハウス症候群の原因である化学物質も排出されにくいのです。

 

義務化されている換気プランは、吸気・排気を機械で強制的に行うか、自然の流れで行うかによって3種類ありますので住宅メーカーに確認してみてください。


いかがでしたか?

これから建てる新しいお家は、子どもが育ち成人するまで過ごす大切な場所。

家族みんなができるだけ健康でいられるお家にしてくださいね!