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住宅工法にはどんな種類がある?5つの工法とそれぞれの特徴を解説!


マイホームの構想を考えるとき、大事なポイントの一つが「どのような方法で建てるか」です。
住宅工法にはいくつか種類がありますが、それぞれにメリットとデメリットが存在します。
今回は、日本で採用されている、代表的な5つの工法に絞ってご紹介していきます。

代表的な5つの住宅工法

木造軸工法(在来工法)

木製の柱(はしら)と梁(はり)で骨組みを作り、斜めに筋交い(すじかい)を入れて家屋を支える、日本の伝統的な工法です。 メリットとして設計の自由度の高さが挙げられます。 狭い土地やいびつな土地にも合わせて建築でき、完成後のリフォーム・リノベーションも容易です。 鉄骨に比べて建築費用が安価であること、断熱性に優れていることも魅力です。 木の温もりが身近に感じられる、日本の風土に合った工法といえるでしょう。

木造枠組壁式工法(ツーバイフォー工法)

柱と梁で支える木造軸工法に対し、壁で支えるのが木造枠組壁式工法です。2インチ×4インチの木材がよく用いられるため、ツーバイフォー工法とも呼ばれます。 家屋を「面」で支える構造により、高い耐震性と気密性・断熱性が確保できます。工期が短く、部材が統一されているので業者によって品質の差が出にくいというメリットもあります。 一方で、多くの壁で構成されるために設計やリフォームの上で制約が大きいのが難点です。

プレハブ工法(軽量鉄骨造)

工場で製造された部材を現場で組み立てる工法で、大量生産が可能になります。 厚さ6ミリメートル未満の鋼材(軽量鉄骨)がよく使われますが、木造のプレハブ建築も存在します。 安定した品質を保てる一方、デザインの自由性は乏しいです。

重量鉄骨造

厚さ6ミリを超える重量鉄骨を枠組みとする工法です。柱と梁を硬く接合する「ラーメン構造」が主流です。 高層建築にも耐え、屋内空間を広くとることができるため、大型店舗やマンションに採用されています。 鉄の宿命として錆(さび)に弱く、熱伝導率が高いです。夏は鉄骨部分が熱くなる一方、冬は冷え込みやすく結露が発生するため注意が必要です。

鉄筋コンクリート造(RC造)

鉄骨で骨組みを作り、型枠をはめてコンクリートを流し込み成型する工法です。耐震性・耐久性に優れ、型枠しだいで幅広いデザインが可能と、多くのメリットがあります。 高層ビルから一戸建て住宅まで幅広く採用されていますが、工期が長く、木造に比べ建築コストは高額です。

5つの住宅工法について紹介させていただきました。 それぞれに一長一短があり、どの工法が特に優れているというわけではありません。 コストやデザイン、耐震性といった複数の観点から検討し、自分の希望にあった選択をすることが大切です。